2023年12月15日金曜日

まもなくクリスマス

 すっかりご無沙汰している。ブログです。最終登校日が10月末でした。時は過ぎ間も無くクリスマスがやってくる今日は2023/12/15です。歳をとってすっかり集中力もなくなりましたが今年もなんちゃってクリスマスカードを作って見ました。

 大学をリタイアしてから本当になんにもやってなかったのですが、9月にコロナ以来新潟に行って、その後も10月末、義理の弟の不幸で11月始めと続いたふるさと帰りです。今年の中で一番心に残ったのは、10月末に訪れた「Sanjo森のようちえん」で子供達と歌った時ですかね。逆に子供達から元気をもらって感激しました。自然の中で心と体を育むここの園の取り組みはとても素敵で、何をやるにも子供達が自ら考え行動していることです。子供達は音楽を聴いて自ら体を動かす仕草はまさにリトミックの原点です。毎日届くFace Bookの写真を楽しみにしています。間も無く寒い冬がやって来ますが、子供達は毎日元気です。スタッフの方の情熱や考え方がそのまま子供達に伝わる保育も感動の一つでした。

 9月に行った時には、義理の弟が「朝日酒造」に連れて行ってくれて昼食を共にしましたがそれが彼との最後の面会でした。彼とは一つ違いで形式上弟とはいえ、年齢は半分上な感じで、気遣いのある素敵な人物でした。紅葉になった今、落ち葉の儚さを見ると人生の儚さとも重なります。何もしていないとはいえ、残したいものはたくさんあります。命がなくなるまで今の瞬間を大切に生きなければと思わせてくれました。

 そんな一年でしたが、来年はなんと辰年、私は年男です。いつまでも天に昇る龍の如く高みを目指して、生きて行きたいと思っています。引き続きよろしくお願いいたします。




2023年10月30日月曜日

あれから...

 以前の投稿はこどもの日だったのでずいぶん月日が経ってしまいました。FBの方は毎日投稿してますが、歳をとると面倒くささが優先して何かを書く集中力も落ちて来ているのを感じる。ということで今日(2023/10/30)は10月も明日で終わるという秋深し頃です。
 先日27日にコロナ開け2回目のふるさと新潟でのイベントのために26日から3日間行って来ました。本番は27日の18時からお話と弾き語りのイベントでしたが、会場の近くにある幼稚園でも演奏させてもらった。こちらは11時ころからはじめました。
 この幼稚園、Snajo(三条)森の幼稚園というのですが、その名の通り新潟県の三条市にある森の中に建っています。園舎も木のぬくもり満載で、入ると木の香りが鼻を刺激します。それだけでもう感激してしまいましたが、周りの森も素敵なところでした。こんな場所で子供達が過ごしたらどれだけステキな人になるんだろうかと予想した通り、ここにいる子供達は、元気いっぱいで森の中を走り回っていました。
 演奏は外にピアノ(キーボード)を持ち出し、子供達がぐるっと取り囲んで始まりました。私が選んだ最初の曲は「す〜てきなやまのようちえん」という歌い出しで始まる「山のワルツ」です。前日に打ち合わせに行った時にこれしかないと思ってしまいました。実は今回初めての場所だし、どんなところかもわからないのでなにも準備せずに行き当たりばったり、いわゆる即興での選曲でした。にも関わらず動作の入った曲をやり始めると、子供達は自動的に立ち上がり一緒に遊んでくれました。
 大学時代に学んで来たリトミック。音楽を通して身体を動かすことで、情感やテンポの変化、強弱の大切さを学習して行くという基本なのですが、子供達自らがやってくれたことに驚きと感激を体験しました。その感動が今でも続いていて、あれもやりたかった、これもやりたかったと帰ってから考えています。いつの日かまた森のようちえんにいけたらいいなあ〜と思う今日この頃です。

Sanjo森のようちえん


2023年5月5日金曜日

2023年こどもの日

  昨日は1日間違えて、投稿してしまいました。いよいよボケたかな?的な行動でしたが今日がこどもの日でした。ということで改めて下手くそなこどもの日のカードとともに最近のことについて書いて見たいと思っています。

 「No War!」と書いたのは、愚かな人間の愚行を憂いているからです。理不尽な戦争のためにどれだけたくさんの子供たちが犠牲になっているのでしょう。人類の歴史は争いの連続で成り立っています。人間の性(サガ)なのかもしれませんが反省を活かせないのは愚の骨頂です。国連なんてものを作り反省するかと思いきや、常任理事国の当事者が戦争を始めるとなんの役にも立ちませんねえ!

 戦争だけではなく、身近な周りを見渡して見ても交通事故や犯罪で子供たちが犠牲になっています。子供への虐待や殺人、銃の乱射事件など、いったいどれだけの人が犠牲になっているんでしょう?世の中から争いごとがなくなるようになって欲しいものです。

 最近散歩をしていて、小さな子供たちに出会うことが多々あります。歳のせいかもしれませんが、この子供たちを見ていると愛おしくてたまらなくなります。この子たちを守るために大人は努力が必要ですね。いつも言ってることですが、将来を見据えた教育の大切さが未来の世の中を作ることにつながります。このままでは人間の未来もなくなります。せっかくの一年に一回あるこどもの日だけでも、世の中を見直して明るい未来を想像して見ましょう。



2023年3月7日火曜日

もう春ですね

  様々な植物も咲き出して、春の空気を感じる今日この頃です。久々にブログを書いています。もう3年は行ってない故郷新潟も、雪が溶けて春がすぐそこまでやって来ているようです。FaceBookにいる新潟の知り合いや、フォローしている菩提寺の住職が最近の写真を上げてくれるので、行かなくても様子がよくわかります。

 十数年勤めて来た学校関係も実質1月で授業は終わっていますが、正式には3月末で終わります。先日横浜に住んでる先生たちとランチをして、その後同期に入った先生たちとのデナーも2月末で終わりました。この歳になると様々な仕事も終わって行くようで、世間から忘れ去られた存在になって来ました。教え始めた頃の卒業生などは繋がりがまだありますので、完全にと言うわけには行きません。教え子の一人から勤務先の行事の音楽を頼まれたりしているので、まだくたばるわけにはいきませんが、それも今年限りかな?必要とされてるうちはまだあの世に引っ越すわけにはいかないようです。しかし、世間が思っているほど体も心も弱っているわけではなく、何も変わらない自分も確かにいます。

 まあ、これからは好きな音楽を好きな時間に好きなだけ作業できると言うなんの制約もない時を送ることができるのでそれはそれで嬉しいかもしれません。歳を取るのは悪いことばかりではなく、それなりに世間も親切だったり様々な特典があったりします。その一つに少しばかりの支払いで、横浜市内のバスや市営地下鉄が1年間使い放題というのがあるので、最近は用もないのに無駄にバスに乗ってたりしています。多分もう、元が取れたかもしれません。今日(2023/03/07)も歩いているときにバスが来たので乗ってしまいました。(用もないのに)普段使ったことがなかった街中のバス事情や乗ってる人の人間観察などけっこう面白いことがあります。

 世の中には理不尽なことがいっぱいはびこっていて、世も末だなあ〜と思うことが多々ありますが、人間の欲望には付き合えないことが多くなって来ました。毎日のように報道される事故や事件、子供が犠牲になる悲しいこともたくさんあります。一方的に侵略して、罪もない人々の命を奪っていく戦争はその最たるものですが、きな臭さは世界に蔓延しています。強盗も強盗殺人もネット社会のダークマターが現れてます。便利とはなんなのか考えさせられることでもありますね。平和に進んでる日常と異常な社会のギャップも気にはなりますが、目をつぶらずに悪いことは悪いと黙認せずに声を上げて行かないといけないなと思ったりします。

 さて、写真は同期会で行ったお店がある「石神井公園」です。多分40年くらい前に一度行ってるはずですが、全然覚えていなくてこんなに広かったかなあ〜と思うほどでした。待ち合わせの時間よりも早く行ってその辺を散歩するのがいつものパターンなので、ぐるっと一周してみました。思ってたより大きかった石神井公園は住みやすそうな街でした。ぶらぶらして楽しかった久々の石神井公園でした。

2023/03/07 悠木昭宏

石神井公園



2023年1月1日日曜日

謹賀新年2023

皆様

 あけましておめでとうございます。新しい年が始まりました。今年は卯年、ウサギがピョンピョンと翔(かける)ように、世の中の悪いことが収まるような年であってほしいと願っています。子供達の笑い声が響いて、なんの心配もなく空き地をかけまわれるような世の中ができないものか?人間の強欲さから考えると無理とわかっていても、そのような世界が出来ることを子供の頃から考えていました。意に反して理不尽な戦争や、事件の多さなどが毎日を賑わしていますが、とても悲しいことです。富める人も貧しい人も自分の全てを受け入れて、日々穏便に生活して欲しい。自分の生きていられる長さも短くなってきましたが、そんな日を夢見ています。

 新年とはいえ、やってることは今までと変わらず昨日(2022/12/31)寝たのもいつものように22時だし、今日起きたのも4時54分で大体いつもと同じ感じです。今日の夜明けは6時51分だそうです。もうちょっと時間がありますね。このブログを始めたのが2019年1月1日なのですでに4年目に突入しました。まあ大したことは書いていませんがダラッと続けてきました。(たまにしか書きませんが....!)それでも見ていただいてる人がいますので、節目のご挨拶などは大体ここで済ませています。

 元旦は、いつもカミさんの妹の家でみんなで過ごします。そして2日は亡くなった親友が来てくれてだらっと過ごしていました。会えなくなったのは寂しいですが来ているつもりで明日もダラっと過ごそうと思っています。親友もそうですが昨年は私にとって先生と呼べる最後の師、小林亜星さんも亡くなりだんだんと寂しくなって行きます。師と呼べる人は3人いました。最初に亡くなったのは大学生時代の恩師で、次に音楽の基礎を築いていただいた田舎の音楽の先生です。音楽だけに特化すればこの3人のおかげで今の私が出来上がっています。しかし、人間形成の上では、まあたくさんの人に助けていただきここまで来ました。親から始まりここまで来るのに一体何人の人たちと交流して来たのか数えきれない人たちに助けられ、よいことも悪いことも含めて自分の人生が形成されて来ました。そんなことを思い出しながら過ごすのも悪くないなあ〜と思う今日この頃です。

 時の流れは無段変速ですぎて行きますが、時間を設定したのも人間だし1年を区切りとして毎年同じことを繰り返して来ました。十数年続けた教育の分野も今年の3月で終止符が打たれます。多くの学生たちと過ごした日々はとても面白く有意義な日々でした。最初に教えた学生とはまだ交流があり、そのうちの一人と今年も曲を作る約束をしているので、まだ此の世をさるわけにもいきません。その先には多くの子供達が楽しんでくれてることを思うと本当の意味でのリタイアはまだ先のようです。

 今まで関わって来たCDや本は200タイトルを超えていますが、時代は進みCDも売れなくなり世の中の変化はまだまだ続きます。今までどれくらい作曲・編曲・本などを含め作って来たのか自分では数えきれない。製品にならなかったものを含めるとけっこうな数、作ったかもしれませんね。最近は好きな曲や自分の曲をYoutubeにあげていますが、いつの間にかそれも数が増えて来ています。おかげさまで、「チキンダンス」(おかあさんといっしょにために作った曲)は24万くらいのアクセスをいただいています。今年は少し懐かしい他人の曲で好きなものを歌ってみようかなと思ったりしています。人のためではなく自分のために作るのも悪くない、公開する予定もないのですが、まとまったら発表するのも悪くないかなと思ったりします。今作りかけているのが「真冬の帰り道」という曲で、青春次代によく口ずさんでいた曲です。自分なりのアレンジをして歌いたいと思ったりしています。

 昨年(2022)の一月の今頃は、授業でギターを教えるというので、そのために練習し始めました。若い時に趣味で少しやった程度なので、4月に教え始めるまでになんとかしようと思い弾き始めました。前期だけの授業だったのですが、一度習慣化してしまったらやめられず今でも毎日弾いている。どうせやったんだから、録音してみようかと思って始めたのがきっかけで、それがまた楽しくなってしまいました。ギターだけでも生だと音の厚みが違うサウンドが出来上がりそれも楽しい。今年はそんなことをしながらタイトルを増やしてみようかなと思ったりしています。今の時代納得いくまでコツコツと録音できるので楽しみです。時間はたっぷりありますしね。今年はどんな年になりますかねえ〜!まあ、健康が一番なので皆様の健康とご発展を祈りつつ筆をおきます。今年もよろしくお願いいたします。




 

2022年12月18日日曜日

間も無くクリスマス

  寒々しい日が続いています。今年はちょうど70歳の節目の年でした。9月末なのでまだなりたてですが!!前の記事が12月1日でしたが、もう終わりに近づいていますね。毎年お出ししているクリスマスカード今年も描いてみました。相変わらず下手くそな、なんちゃってサンタです。割とて手抜きな絵ですがご覧いただければ幸いです。

 節目の年は定年の年でもあり、今年いっぱいで大学での作業が終わりました。たくさんのありがとうをお世話になった先生や、私に付き合ってくれた全ての学生に送りたいと思います。1年生を教えていたので、毎年19歳の子が入ってくるのにこちらはどんどん歳をとっていきました。いろんな出会いがありいまでは、卒業した学生たちがおかあさんになり次の世代を担う子供達が何人もいる状態です。そういう意味の孫がいっぱいで成長が楽しみでもあります。

 何も知らずに仕事を始めたのが十数年前、2010年のことでした。それまでは呑気な自由業だったので、さてどうやって音楽のことを伝えていこうかと当初悩みましたが、自分なりの方法を考えひたすら、演奏することや歌うことの楽しさを伝えてきたつもりです。伝わったかどうかは知る由もありませんが。コロナの時代になりリモートやマスクしながらの授業など、今までが通じないことも経験して、その時もかなり考え抜いて教える方法を確立しました。一番問題だったのは、通信のディレイ(遅延)ですね。伴奏しながら歌わせるということができなかったことですが、それ以外はまあデジタル資料を作ってなんとかなりました。幸いコロナになる前から新潟の合唱団をリモートで教えたりしていましたのでほぼやり方は確立していました。 そんなこんなで過ぎたコロナ禍、まだ収束はしていません。対面授業に戻っても、常にマスク姿の学生、本当の顔がわかりませんでした。顔の表情がわからないとなかなかコミュニケーションができないこともまあ収穫の一つでもありました。まあ、ともかく十数年色々ありましたが、総評としては楽しかったの一言です。

 そんなわけで来年の職業は「ご隠居さん」ですが楽しく残りの人生を送りたいと思っています。まだしばらく人生は続きそうです。ともかく健康が一番なので、皆様も体に気をつけてお過ごしください。よいクリスマスと良いお年をお迎えください。

*LineとFaceBookでお送りしている今年のクリスマスカード、メッセージの関係で重複している方もいらっしゃいますが失礼いたします。





2022年12月1日木曜日

師走(12月)のあれやこれや

  だいぶご無沙汰なブログです。早いもので今年(2022年)も最後の月になりました。寒いだの暑いだのを繰り返しながら季節はめぐりあっという間にすぎて行きました。今年は古希という節目の年であり、教えていた大学の定年という特別の年でした。いったい今まで何人の学生と関わったのでしょう?ありがたいことに今でも繋がってくれてる学生も数多くいます。多くの接点があった先生方とも最後だと思うと一抹の寂しさもありますが、世間に決められた定年という約束事に逆らうことはできません。全てを受け入れて過ごしていこうかと思っています。

 年齢には逆らうことはできませんが、自分の中では体のガタをちょっと感じるもののさほど変わった気は全然していません。もちろん若いときには70歳という人を見たときには老人という目でみていました。しかし見た目は変わっても心の中はそうでもないんだなと、実際に年を重ねてみると感じます。自分より若い方や色々教えていただいた先輩方、同年代の方も次々に亡くなられた方も数多くいます。人によって寿命は違いますし、一律の年齢で人を見る社会的な約束事にとらわれずに行こうかと、自分が今の歳になって感じます。しかし、自分がいつまで生きられるのかさっぱりわかりませんが、そんなに多くないというのは年齢の目安で漠然と感じてはいます。人生の一瞬をそれなりに大切に生きていくことしかできませんが、今までやって来たことに全く悔いはないし、そういう気持ちで若いときからやって来ました。親から授かった命を大切にこれからもやって生きたいと思っています。

 世間からだんだん疎くなっていますが、まだ繋がっている人もいます。数少ないとはいえ頼ってくれる教え子や、恩師から受け継いだ合唱団の方々、私の曲を聴いていただいてる視聴者の方、同じ時代を歩んで来たアーティストの方など、関わっている人たちなど数え上げたらきりがありませんが、これからもよろしくお願いします。人間は一生のうちにいったい何人の人と出会い、関わって来たのだろうかといつも思います。もちろん人によってちがうとおもいますがその一瞬の出会いはとても大切だし、時には人生の岐路にもなっています。それらを振り返って見ると自分の人生も面白かったと今でも思っています。自分の関わった人たちを全部思い出すことはできませんが、そんな系図を作って見るのも面白いなあ〜と感じています。全く別で出会った人同士が繋がっていたことも結構あります。多分一人の人間の関わりなんて、そうそう多くはないと思いますが世の中の不思議を感じますねえ〜!

2022年色づいた我が家の楓(かえで)