2022年11月5日土曜日

人の縁

  さて、早いものでもう11月になって文化の日も終わりもう少しすると2022年も終わりに近づいてきました。あと2ヶ月をきりました。今は紅葉が見頃を迎えています。コロナが始まりまだ抜け出せていませんが、またもや第8波の懸念が噂されていますね。本日の投稿は長くなることを予想してブログに切り替えました。ブログだけを見ている皆さんには大変ご無沙汰しております。

 私も古希を迎えいよいよ人生がいつ終わってもおかしくない年齢です。これだけ長く生きるとは思っていませんでしたが、まだまだ続くようです。本日の本題は人の縁の不思議です。若かりし頃、ふと思い立って車を買いに行ったことがあります。田中くんという人なんですが、当時まだ25歳くらいだったと思います。誠実で真面目なとても素敵な印象から、即車を購入し個人的にも仲良くなりました。やがて彼はセールスの成績も良く(人柄から行ったら当然なのですが)やがて、店長になりどんどん出世して店舗は時々移動したもののずっとお世話になってきました。その後も車の相談といえば彼に任せっきりで、車といったら彼からしか買ってない。今でも車といえば田中くんと決めてここまで付き合っています。

 ある日彼の結婚式にも参列させてもらい、顧客と車のディーラーの枠を超えて個人的なつながりも深まりました。奥さんがピアノの先生をやっていたのもつながりの一つだったかもしれません。やがて二人の娘さんに恵まれ、最初の子が生まれた時もわざわざ家に連れてきてくれました。その長女も大きくなり、とあるレコーディングの仕事で歌を歌ってもらったこともあります。その時にはすでに次女もいたのですが、その子はまだ小さかったために、お姉ちゃんに歌ってもらいました。そんな縁もありまだまだ関係は続いています。

 何かのようで彼が家にきた時、ちょうど東日本大震災の日だったことありすごく印象に残ったのも覚えています。そんな彼から昨日(2022/11/04)久々に電話をもらいました。なんと次女が私の今教えにいってる大学に行くことになったという知らせ。「え〜」という驚きだったのですが、人の縁の巡り合わせにちょっとびっくりな感じです。しかし、私は今年いっぱいで定年です。教えられたら面白かったのにとても残念な感じです。しかしうちの学校にきてくれること自体は面白いし、助言もしてあげられそうです。巡り巡ってこんなことが起きるのはとても素敵だなと感じた昨日の電話でした。直接教えられなかったのも巡り合わせの一つなのかもしれません。

 大学関係の縁はまだまだあって、田舎で教えてる合唱団の人の娘さんが、私の最初に教えた年の学年にいたり、一緒に教えてる先生の友達のお父さんも合唱団の一人です。色々なつながりが交錯する人生だなあ〜と思う一本の電話のお話でした。


山下公園とバラ