先日27日にコロナ開け2回目のふるさと新潟でのイベントのために26日から3日間行って来ました。本番は27日の18時からお話と弾き語りのイベントでしたが、会場の近くにある幼稚園でも演奏させてもらった。こちらは11時ころからはじめました。
この幼稚園、Snajo(三条)森の幼稚園というのですが、その名の通り新潟県の三条市にある森の中に建っています。園舎も木のぬくもり満載で、入ると木の香りが鼻を刺激します。それだけでもう感激してしまいましたが、周りの森も素敵なところでした。こんな場所で子供達が過ごしたらどれだけステキな人になるんだろうかと予想した通り、ここにいる子供達は、元気いっぱいで森の中を走り回っていました。
演奏は外にピアノ(キーボード)を持ち出し、子供達がぐるっと取り囲んで始まりました。私が選んだ最初の曲は「す〜てきなやまのようちえん」という歌い出しで始まる「山のワルツ」です。前日に打ち合わせに行った時にこれしかないと思ってしまいました。実は今回初めての場所だし、どんなところかもわからないのでなにも準備せずに行き当たりばったり、いわゆる即興での選曲でした。にも関わらず動作の入った曲をやり始めると、子供達は自動的に立ち上がり一緒に遊んでくれました。
大学時代に学んで来たリトミック。音楽を通して身体を動かすことで、情感やテンポの変化、強弱の大切さを学習して行くという基本なのですが、子供達自らがやってくれたことに驚きと感激を体験しました。その感動が今でも続いていて、あれもやりたかった、これもやりたかったと帰ってから考えています。いつの日かまた森のようちえんにいけたらいいなあ〜と思う今日この頃です。
Sanjo森のようちえん |