2022年12月18日日曜日

間も無くクリスマス

  寒々しい日が続いています。今年はちょうど70歳の節目の年でした。9月末なのでまだなりたてですが!!前の記事が12月1日でしたが、もう終わりに近づいていますね。毎年お出ししているクリスマスカード今年も描いてみました。相変わらず下手くそな、なんちゃってサンタです。割とて手抜きな絵ですがご覧いただければ幸いです。

 節目の年は定年の年でもあり、今年いっぱいで大学での作業が終わりました。たくさんのありがとうをお世話になった先生や、私に付き合ってくれた全ての学生に送りたいと思います。1年生を教えていたので、毎年19歳の子が入ってくるのにこちらはどんどん歳をとっていきました。いろんな出会いがありいまでは、卒業した学生たちがおかあさんになり次の世代を担う子供達が何人もいる状態です。そういう意味の孫がいっぱいで成長が楽しみでもあります。

 何も知らずに仕事を始めたのが十数年前、2010年のことでした。それまでは呑気な自由業だったので、さてどうやって音楽のことを伝えていこうかと当初悩みましたが、自分なりの方法を考えひたすら、演奏することや歌うことの楽しさを伝えてきたつもりです。伝わったかどうかは知る由もありませんが。コロナの時代になりリモートやマスクしながらの授業など、今までが通じないことも経験して、その時もかなり考え抜いて教える方法を確立しました。一番問題だったのは、通信のディレイ(遅延)ですね。伴奏しながら歌わせるということができなかったことですが、それ以外はまあデジタル資料を作ってなんとかなりました。幸いコロナになる前から新潟の合唱団をリモートで教えたりしていましたのでほぼやり方は確立していました。 そんなこんなで過ぎたコロナ禍、まだ収束はしていません。対面授業に戻っても、常にマスク姿の学生、本当の顔がわかりませんでした。顔の表情がわからないとなかなかコミュニケーションができないこともまあ収穫の一つでもありました。まあ、ともかく十数年色々ありましたが、総評としては楽しかったの一言です。

 そんなわけで来年の職業は「ご隠居さん」ですが楽しく残りの人生を送りたいと思っています。まだしばらく人生は続きそうです。ともかく健康が一番なので、皆様も体に気をつけてお過ごしください。よいクリスマスと良いお年をお迎えください。

*LineとFaceBookでお送りしている今年のクリスマスカード、メッセージの関係で重複している方もいらっしゃいますが失礼いたします。





2022年12月1日木曜日

師走(12月)のあれやこれや

  だいぶご無沙汰なブログです。早いもので今年(2022年)も最後の月になりました。寒いだの暑いだのを繰り返しながら季節はめぐりあっという間にすぎて行きました。今年は古希という節目の年であり、教えていた大学の定年という特別の年でした。いったい今まで何人の学生と関わったのでしょう?ありがたいことに今でも繋がってくれてる学生も数多くいます。多くの接点があった先生方とも最後だと思うと一抹の寂しさもありますが、世間に決められた定年という約束事に逆らうことはできません。全てを受け入れて過ごしていこうかと思っています。

 年齢には逆らうことはできませんが、自分の中では体のガタをちょっと感じるもののさほど変わった気は全然していません。もちろん若いときには70歳という人を見たときには老人という目でみていました。しかし見た目は変わっても心の中はそうでもないんだなと、実際に年を重ねてみると感じます。自分より若い方や色々教えていただいた先輩方、同年代の方も次々に亡くなられた方も数多くいます。人によって寿命は違いますし、一律の年齢で人を見る社会的な約束事にとらわれずに行こうかと、自分が今の歳になって感じます。しかし、自分がいつまで生きられるのかさっぱりわかりませんが、そんなに多くないというのは年齢の目安で漠然と感じてはいます。人生の一瞬をそれなりに大切に生きていくことしかできませんが、今までやって来たことに全く悔いはないし、そういう気持ちで若いときからやって来ました。親から授かった命を大切にこれからもやって生きたいと思っています。

 世間からだんだん疎くなっていますが、まだ繋がっている人もいます。数少ないとはいえ頼ってくれる教え子や、恩師から受け継いだ合唱団の方々、私の曲を聴いていただいてる視聴者の方、同じ時代を歩んで来たアーティストの方など、関わっている人たちなど数え上げたらきりがありませんが、これからもよろしくお願いします。人間は一生のうちにいったい何人の人と出会い、関わって来たのだろうかといつも思います。もちろん人によってちがうとおもいますがその一瞬の出会いはとても大切だし、時には人生の岐路にもなっています。それらを振り返って見ると自分の人生も面白かったと今でも思っています。自分の関わった人たちを全部思い出すことはできませんが、そんな系図を作って見るのも面白いなあ〜と感じています。全く別で出会った人同士が繋がっていたことも結構あります。多分一人の人間の関わりなんて、そうそう多くはないと思いますが世の中の不思議を感じますねえ〜!

2022年色づいた我が家の楓(かえで)