2022年12月1日木曜日

師走(12月)のあれやこれや

  だいぶご無沙汰なブログです。早いもので今年(2022年)も最後の月になりました。寒いだの暑いだのを繰り返しながら季節はめぐりあっという間にすぎて行きました。今年は古希という節目の年であり、教えていた大学の定年という特別の年でした。いったい今まで何人の学生と関わったのでしょう?ありがたいことに今でも繋がってくれてる学生も数多くいます。多くの接点があった先生方とも最後だと思うと一抹の寂しさもありますが、世間に決められた定年という約束事に逆らうことはできません。全てを受け入れて過ごしていこうかと思っています。

 年齢には逆らうことはできませんが、自分の中では体のガタをちょっと感じるもののさほど変わった気は全然していません。もちろん若いときには70歳という人を見たときには老人という目でみていました。しかし見た目は変わっても心の中はそうでもないんだなと、実際に年を重ねてみると感じます。自分より若い方や色々教えていただいた先輩方、同年代の方も次々に亡くなられた方も数多くいます。人によって寿命は違いますし、一律の年齢で人を見る社会的な約束事にとらわれずに行こうかと、自分が今の歳になって感じます。しかし、自分がいつまで生きられるのかさっぱりわかりませんが、そんなに多くないというのは年齢の目安で漠然と感じてはいます。人生の一瞬をそれなりに大切に生きていくことしかできませんが、今までやって来たことに全く悔いはないし、そういう気持ちで若いときからやって来ました。親から授かった命を大切にこれからもやって生きたいと思っています。

 世間からだんだん疎くなっていますが、まだ繋がっている人もいます。数少ないとはいえ頼ってくれる教え子や、恩師から受け継いだ合唱団の方々、私の曲を聴いていただいてる視聴者の方、同じ時代を歩んで来たアーティストの方など、関わっている人たちなど数え上げたらきりがありませんが、これからもよろしくお願いします。人間は一生のうちにいったい何人の人と出会い、関わって来たのだろうかといつも思います。もちろん人によってちがうとおもいますがその一瞬の出会いはとても大切だし、時には人生の岐路にもなっています。それらを振り返って見ると自分の人生も面白かったと今でも思っています。自分の関わった人たちを全部思い出すことはできませんが、そんな系図を作って見るのも面白いなあ〜と感じています。全く別で出会った人同士が繋がっていたことも結構あります。多分一人の人間の関わりなんて、そうそう多くはないと思いますが世の中の不思議を感じますねえ〜!

2022年色づいた我が家の楓(かえで)


 

 

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