〇〇さん家の横には数年前にリニューアルした小さな公園があるのですが、近所の人の手入れで様々な植物が植えられて四季の花を楽しませてもらっています。ここに越して以来ずっとこの景色を見てきました。
〇〇さん家はおばあちゃんの一人暮らしでした。越してきた頃は旦那さんも生きていてよくピアノの音色が聞こえていました。腕前もかなりで楽しませてもらったのを覚えています。いつしかピアノが聞こえなくなり、そのあとはずっと一人暮らしで田舎の母を思い出すような景色がずっと続いていました。そのおばあさんも亡くなり家が売れたらしく現在解体作業中です。この家の庭が素敵で様々な花を楽しませてもらっていました。間も無く更地になってしまう一軒の家、20年以上眺めてきましたが、まだまだ知らない歴史があるんだろうなあ、と想像できます。ちょっぴり寂しい出来事ですが、これも時代の流れですね。変わって行く街の風景を眺めながら物語を想像するのも良いものです。
間も無くなくなる〇〇さん家
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