2020年1月29日水曜日

雪を待つ気持ち

 まだテレビもなかった子供時代、もちろん天気予報も当たらない時代でした。テレビが普及したのは昭和30年代らしいのですが貧乏な我が家にやってきたのは小学校3年か4年の頃だった。9歳か10歳くらいの時でしたかね?放送を最初に見たのは近所の酒屋さんとか床屋さんに行って見せてもらっていました。
 天気予報はラジオでもやっていたようですが、テレビで残っている最古の映像は1961年頃の映像のようです。あれからめまぐるしい発達を遂げてかなり当たるようになってきました。精度も上がり今ではテレビ放送で欠かせない予報ですが、私は最近アマゾンのアレクサに聞いています。(当たるも八卦あたらぬも八卦)
 昨日は雪の話題で各局どこを回しても雪の話題が出揃っていました。子供のころは新潟に住んでいたので11月を過ぎると毎晩ワクワクしながら寝ていました。朝起きて一面が真っ白になっていた時の感動は今でもよく覚えています。高校生や大学生の頃はスキーをやっていたので雪の降るのがとても待ちどうしかった。今考えれば子供なので雪かきの心配もなく雪の苦労よりも雪遊びに興味があったのだと思います。今は関東なので滅多に積もることはありませんが、家が角地のため積もったら2面の雪かきが必要になります。結構腰は痛くなります。雪国の人の苦労がわかる今日この頃です。
 そういえば子供の頃は下駄を投げて天気を占っていました。全然当たりませんでしたが遊びの一つでした。テレビだけでなくネットでも天気用法がわかる時代。世の中の急速な変わり具合を体験して、ふと子供時代のワクワク感がなくなった気がしました。

雪は降らなかったものの寒そうにしていた昨日のヒヨドリ


 

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