2022年3月8日火曜日

弥生3月春はもうすぐ?

 青空と枯れ木と...!

 この前行った近くの渓谷公園(陣が下渓谷公園)の中をぐるぐる回っている時に見えた景色。落葉樹の下から空を見上げるとこんな景色ですが、夏は全く違う風に見えるんだろうなあと想像を膨らませつつ眺めていました。同じような毎日のルーティーンをしていてもその時々で見える景色は違いますね。昨日(2022/03/07)は郵便局まで出かけたのですが、その時はずっと続いている頭痛がいなくなったような気がしていたのですが、夜になってぶり返してきました。よってあまり眠れなかった。仕方ないので起きてしまいました。うつらうつらする布団の中で夢を見ていたのですが、学校の夢でした。奇しくも今日は会議があるせいなのでしょうか?今年は新たにギターを教えることになっています。私も流暢には弾けないので1月から練習を始めました。初心者の気持ちはよくわかります。それがけっこう強みになるかもしれません。毎日触っているとそれなりに格好はついてきました。何を教えるべきかもわかってくるようになっています。なんの楽器をやるにしても、音楽の基礎は大切なのは当然ですね。
 今年度教えた学生の中に、「アンケートで私たちはそこまで要求してない、ただ単に弾いて歌えればよい」という貴重な意見をいただきました。しかし、ただ単にピアノを弾くということは、音の強弱やリズムの作り方コードの配列などを全く考えないということです。長年音に関わってきたものとしては、たとえ童謡のようなシンプルなメロディーを演奏するとき、シンプルだからこそちゃんと基礎がわかってないと、子供達に歌を伝える時に大切なものがあります。ピアノの倍音の構造や、音の響きの配列を理解してこそ、心に残る演奏を伝えることができると私は思っています。それらをどれだけ深く追求できるかで、子供の将来に影響してくると思います。コードで弾き歌いという簡単そうなことを教えていますが、基礎を理解していないと雑な演奏しかできません。雑な演奏を聴かせるということは子供達の心に雑なものしか残らない。それが怖いのです。アクセント、リズム、ハーモニー、メロディーなどの組み合わせで音楽はできています。気持ちよく聴ける音を表現するにはある程度それらを理解している必要があります。子供に歌を伝える表現者として、軽く考えられては困るのです。そんなことを考えながら私は教えているつもりです。今年が教える最後の年ですが、今までどんな風に伝わっていたのかちょっと不安になります。まあ、貴重な意見として伺っておきますが、この姿勢だけは譲るわけにはいきません。
 
 さて、音を担当させていただいてる「おはなしくんぺいさん」も第4弾ができました。お題は「おばあさん」です。クスッと笑える素敵なお話、おはよう童話からの抜粋です。おばあさんをクリックしていただければ見ることができますよ。1話が「ひるね」2話が「るすばん」3話「キツツキ」です。それぞれリンクを貼っておきますのでタイトルをクリックしていただけると見ることができます。くんぺいさんのお話と絵は、シンプルだからこそ奥深いものだと私は思っています。


青空と枯れ木と...

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