2019年1月30日水曜日

1月の晦日に思うこと

 ついこの前新しい年を迎えたばかりだと思っていたら、もう1月も明日で終わります。関東は雨が降りません。乾燥続きで火事も多く、インフルエンザが猛威を振るっています。
 1月の25日に大学も春休みに入って、4月半ばまで来期の準備期間です。大きく変わる来期のシステムに対応するために、シラバスの詳細を新たに考えないと行けない期間に入りました。学生の将来を見つめてどのように導くかを考えて見たいと思っています。
 それにしてもなんという住みにくい世の中になってしまったんでしょう!人との交流がなくなり、車に乗ればみんな危ない人に見えてしまう昨今、だんだんと他の人が信用できなくなってくるという社会になってきました。昭和平成の時代を過ごしてきて、こんなひどい世の中は、あまり感じたことがありません。コミュニケーションツールはスマホにとって変わり、あまり人と話さなくなっていく怖〜い世の中です。SNSは便利な反面、相互監視社会とも言えます。テレビのニュースはほとんどSNSから取ってきた映像で、独自の取材はあまり見受けられません。すぐに映像として流れるというプラスの面もありますが、映像は誰かが撮ってるわけで、映像だけを見てその場の雰囲気は判断できません。こういううのは本当に怖いと思います。
 一方、割とリアルタイムでやり取りができるようになったプラスの面もあります。私のように遠くにいても合唱団の指導ができたり、顔を見ながらコミュニケーションが取れたりと、とても便利になりました。まだまだタイムラグがあるので、指揮をしながら指導というわけにはいきませんが、そんな時代もすぐそこにきている気がします。時代が変わり、これからどうなっていくのか予測できませんが、暖かい気持ちになれる世の中になってほしい気がします。


東京駅八重洲地下街

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