2019年1月16日水曜日

時間感覚

 昨日駅に行く道すがら考え事をしながら歩いていました。それは年とともに変わって来た時間の感覚です。若い頃住んでいた新潟県加茂市!我が家から駅まではおよそ15分くらいでした。電車も1時間に1本とか2本しかありません。電車に乗る時に家を出る時間は15分前に出れば十分間に合います。母親はもっと早く出ないと間に合わない、という時間に対する感覚を持っていて、早く出ろと急かされたのを覚えています。5分とか10分待つのもとても長く感じられたのを覚えています。時は過ぎ今の自分を考えた時、10分どころか30分待つのだっていつのまにか平気になっている自分に気づきました。歳を重ねるとこんな風になるんだというのがまた一つ見つかった気がします。今住んでる都内は10分か15分に1本電車が来る生活なので、駅に着いたら来た電車に乗ればいいという生活なので、ちょっと条件は変わりましたが、時間の感覚って面白いと思う今日この頃です。
 都会事情は様変わりして、各路線が繋がり割と遠くまでつながっています。便利になった反面、一旦遅延や事故が起きると様々な場所に影響して来ます。何が起こるかわからないので、通勤する時は1時間早く着くように出かけてしまう私がいます。余った時間は大抵写真を撮ったり、コーヒーショップでその日の授業の予定を考えたり、結構有効に使えているので苦になりません。しかし確実に時間感覚は異なって来ています。

 さて昨日は今季最後の試験がほぼ無事に終わり、学生たちはそれぞれの演奏を聴かせてくれました。ほぼ予想通りの演奏でした。常日頃試験の時は緊張でテンポが早くなるので、ゆっくり練習しなさいと言って来ましたが願い叶わず数人はやっぱり速く弾いてしまう現実もあります。速く終わりたいという気持ちがあるんですかね?なかなか普段通りの演奏とはいかないようです。

 写真は、場所道のチョコレート屋さん。生チョコ発祥の店という看板が目を引きました。私には縁のない食べ物になってしまったチョコレートではありますが、後一月弱でまた街中にチョコレートが山盛りになって来ますね。行事も大切ですが廃棄だけは避けてほしいものです。その前に恵方巻きの廃棄問題もちらほら噂されています。


 

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