この三寒四温もそうですが、寒暖というのも一つのアクセントです。時の流れは決して平坦なものではありません。音楽にもこのような強弱がとても大切だと思っています。大きな流れの強弱も大切ですし、瞬間的に出てくるアクセントというのも、とても大切です。強弱のない演奏はとてもつまらないものになってしまいます。どこで音を大きくして、どこで弱くするのか、どこにインパクトをつけるかによって表現力は変わって来ます。
私は、小学校でコントラバス、中学校でスーザフォン、高校でトランペットを扱って来ました。低音楽器は小節の頭にインパクトを与えます。トランペットはフレーズの強弱とリズム楽器としてのインパクトを備えています。私が学んで来た音楽の中で、この経験はとても有意義なものでした。むしろ、ピアノや歌を習っていた中でブラスバンドでの演奏経験は結構重要な役割を果たしているかもしれません。強弱だけに限らず緩急も表現力には欠かせません。ブラスバンドという合奏の中での表現力はかなり音楽性を豊かにしてくれたなあと懐古しています。
1年12ヶ月が続いて行きますが、その中に組み込まれた行事は生活にアクセントを与え平坦な生活に刺激を与えてくれます。大切にしたいと思う節分の日の思いでした。
黄金町あたりの瀬戸物屋さんに招き猫が並んでいました。
0 件のコメント:
コメントを投稿