2019年6月7日金曜日

悲しむ心

 昨日は、息子の嫁さんのおばあちゃんのお通夜に行ってきました。生前孫の七五三で一回しかお会いしていませんが、縁のある方なので出かけて行きました。孫にとってはひいおばあちゃんにあたります。浄土真宗のお葬式でした。家は禅宗ですがこんなにも違うんだという驚きで式を見ていました。式の終盤、孫がすすり泣き始めその関係性の深さを実感しました。
 悲しむ心があるのはとても良いことです。多分人生初のお葬式だったと思いますが、自分が子供時代(もう少し小さかったと思います)を考えると泣いた記憶はありません。喜びや悲しみをちゃんと持ててることは良いことです。このまま感性豊かに育って欲しいと思っています。
 家の菩提寺は曹洞宗で今回のお葬式とはちょっと様子が違います。お経の読み方一つ取っても色々な違いがあるんだなと思いました。(内容はよくわかりませんが)お焼香のやり方も違うようで宗派の違いは難しいですね。
 話は変わりますが、家の菩提寺の定光寺はAppleのジョブズと深い関係があります。ジョブズも滞在したことがあったようです。今は息子さんが継いでいますが、先代ももちろん御経を読んでいただいてるし、田舎の家はこのお寺の周りにある長屋でした。自分が今Macを使っていることに意外な繋がりがあることを感じます。音楽も好きだったようで、大きなスピーカーをお持ちで、高校生の頃聞かせてもらった記憶が今でも残っています。
 お葬式に出ると、いろいろなことが心の中に浮かんできてしまいます。故人はもちろんですが、自分の周りで亡くなった方たちの思い出が走馬灯のように走り抜けます。ともかく故人のご冥福をお祈りしたいと思います。

ビヨウヤナギ

 

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