2019年7月9日火曜日

料理と音楽

 最近は雨が多いですね。正しい梅雨の季節になっています。それに加えて関東では朝晩が冷えています。どうやら日本列島に寒気が来ているようです。今年の夏はどうなるんでしょうか?暑いのか冷夏なのか?全く予想がつきません。
 ここのところ、料理当番を少しやっています。料理も音楽もとても共通項が多いと常日頃思っています。長年作曲に限らず編曲も数多く手がけて来ました。編曲は依頼されたメロディーを最大限に活かすことが大切です。様々な楽器という素材を最大限に使ってオーケストレーションしていきますが、どの楽器をどういう風に配置して、基本となる楽曲を際立たせることが大事です。歌ものならば、歌の邪魔をしないようにそのメロディーを弾き立たせることが大事です。
 料理の場合は、メインの(お肉とか魚とか)素材を決めます。同じお肉でも豚肉、牛肉、鶏肉といろいろあります。(音楽で言えばメロディーなのかな?)基本となる味は、音楽で言えばリズムの形体かもしれませんね。後は調味料で味を整えるのです。いずれも冷蔵庫にある素材や家にある調味料の組み合わせを考えます。(音楽ではハーモニーになりますかね)
 これらを実行するには、普段の観察力やそこから発生する想像力がとても大事になって来ます。味も含めて注意深く周りを観察しながら細かいディテールを見る力を普段から養っておく必要があります。私は、四季の草花や空の雲など美しいと思える景色をいつも探していますが、人間観察もとても面白いですね。そんな風に道を歩いています。足元に咲いた小さな花にも気を配っているつもりです。景色から見えるものはもちろんですが、商店街で流れる音やさらにはその音楽の構成などもいつも聞いています。それらの蓄えられた知識は想像力の基になります。

街中でベリーの実が現れ始めました。季節は進みます

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