2019年8月22日木曜日

絵画とのコラボレーション

 自分では描けないが比較的絵は好きな方です。イメージのトレーニングには持ってこの素材若い頃から興味を持っていました。そのために絵画の展示会は時たま見に行きます。展覧会に行った時にいつも思っていたのは音をつけたいという、音楽家ならではの欲求です。ムスログスキーの「展覧会の絵」という曲はありますが、およそ展覧会で音に遭遇したことはありませんでした。
 そんな風に思っていた時に小松修さんという画伯に知り合いました。無理難題と知りながらも、図々しく個展をやる時に音をつけさせてくださいとお願いして見たら快く承諾していただき、それから数回の個展で作曲させていただきました。
 その小松さんが70歳になった記念に今までのヒストリーをまとめた画集を出版されました。そしてその中に私のことも書いてくださり本日その本を受け取りました。無理やりお願いしたにもかかわらず気に入っていただいたんだと改めて感激している今日この頃です。
 独特な世界観のある小松さんの絵にはいつも魅了されます。アクリルが多いのですが、水彩画もとても素敵で心を和ませてくれる絵ばかりです。こんな風に一時期でも関われたことが嬉しい。折しも絵画に合うような曲を今仕上げたばかり。また一緒にやりたくなってきた今日この頃です。



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