2020年3月9日月曜日

春の散歩

 天気の良い日はほぼ毎回散歩をしています。ルートは自宅から隣の駅までのほぼ同じルートです。往復約1時間なのですが、それでも春の植物を含め毎回新しい発見があります。
 美しいと思える場所や物を写真に収めています。何もないわが町なので買い物も含めてなのですが、結構楽しい。特にこの時期は桜の膨らみや早咲きの木を見つけて喜んだりと生命の力強さを感じる季節です。スズメたちのおしゃべりを聞いたり、川沿いなので水鳥の姿を眺めながら歩くのも楽しみの一つですね。この前初めてウグイスが鳴いて季節を感じます。
 私の場合こういう小さな喜びが音楽を創造する元になっています。足元に咲いてる小さな野草や見上げる空の雲の流れを見ながら様々なことが思考の栄養にもなっている気がします。自然に対峙していると、人間の愚かさを嫌でも感じます。大きな視点で歩くと小さな物も自動的に見えてきます。逆に小さなものに目を向けることで大局を見ることができます。
 昨日、フジテレビのドキュメントを見たのですが、ダイヤモンドプリンセスのクルーの証言を見ました。縦割り行政の無策、官房長官の嘘の発表など日本の政府、厚労省の対応は本当にひどいものだったことが証明されました。まともな政治家や官僚がすっかりいなくなってしまった日本、どこまでこの国を崩壊させるんだろうと思わずにいられません。誰かが頭から腐ると言ってましたが、まさにそういう社会が作られてしまいましたね。このところの行動をずっと見ていると、まさに想像力のなさがこういう状況を作り上げています。思いつきだけの保身の政策が丸見えです。
 大局を見て、個々の小さな思いやりに目を向けるような人が現れないかと思っていますが、政治家の挙動を見ていると信用できる人など一人もいなくなりました。この原因をまた考えて見たいと思っています。あてにならない政府はこの際捨てて自分の中で判断して正しい行動を今一度考えながらすごしましょう!


早咲きの桜が咲き始めました。

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