2020年11月9日月曜日

立冬を終えて

  寒い冬がやって来ました。今年は11月7日が立冬でしたね。コロナが始まってあっという間に過ぎていきましたが、寒くなるとまた感染者増加の兆しが見えて来ました。特に北海道は多いですね。東京も減る兆候が見られません。世界中に影響を与えているコロナウイルスですがいつになったら収束するんでしょう?音楽の世界も歌関係には多大な影響を与えています。合唱は未だに再会できず、授業でもリモートのままで推移しています。今年も最低気温が一桁になって来ました。

 そんな中、先日見つかった友人の遺体は様々な法律の壁に影響を受けて未だに警察から帰ることができません。モヤモヤとした日が続いています。やるせない毎日が続いていて、日を追うごとに悲しみが押し寄せて来ます。周りからいなくなった人も多数いますが、今回ほどショックを受けたのはありません。同時期に三人親しい人が亡くなった今年の10月、トリプルショックでした。友人以外はそれ相応の年齢だったので、まだ自分の中でも消化できますが友人だけは同い年でまだまだこれからという感じでした。そんな訳で最近は自分の過去も含めて「生きる」ということを改めて考えさせられる日々が続いています。

 人それぞれ寿命というのがあるんだと思いますが、どうやって決まっているんだろうと思います。事件でも事故でも病気でも災害でも、生まれたての赤ちゃんがなくなるということもあります。訃報が届くたびにその人の人生のことを考えてしまいます。おそらく世の中にはもっと悲しい思いをしている人がたくさんいるんでろうと思います。いつかは自分も当然いなくなる訳で、歳をとるとということはたくさんの別れも経験するということなんだなあ、という思いも押し寄せて来ます。

 今回は突発的な別れになってしまいましたが、周りから話を聞くと友人は、今年の1月に弟さん宛にメモのようなものを残していたというのを知りました。自分の中で何かを感じていたんだろうかと今は思えます。そして私宛にもメッセージを残していました。自分もこの世をさる前にそんなことを感じることができるんだろうかと?考えてしまいます。友人は急死だったはずで、なんの準備もできていなかった感じですが後になってこういうことがわかると確かに何かを感じていたのかもしれません。

 さて、どんなに悲しことがあろうとも残されたものは残りの人生を精一杯生きていかなくてはなりません。コロナ禍で大したこともできませんが、今できることを世の中のために残していこうと思います。そして自分の人生の整理も少しづつ準備しないといけないなあ〜!と思っている日々です。


晴れた日に見えるみなとみらい


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