かい冬を過ごせそうですが、まだまだ油断できないのが雪です。しかし自然界では雪がないというのも様々なところに影響します。雪解け水がないと広大な田んぼに供給することができなくなります。そうすると美味しいお米もできないかもしれません。こんな風に異変が起きると自然界も都合の悪いことが起きてしまいますね。
先日ラジオで、銀行の通帳がなくす方向で進んでいるというニュースを聞きました。我々にとってはとても便利になりそうですが、通帳を作っている人たち紙の会社とか印刷屋さんとか関わっている人たちの仕事がなくなることでもあります。便利とリスクは相反するもので、あらゆるところでこれも影響が出てきます。
行動を起こすということはそこから連鎖が生まれ、まさに昔の人が言った「風が吹くと桶屋が儲かる」みたいなことが起こってきます。シャッター街になった商店街が出てくるのもなんだか頷けますねえ。
音楽の世界でも、CDが売れなくなってしまいました。これも技術革新の影響です。片手で持てるような、スマホや音楽プレーヤーで気軽に聞けるのは便利ですがレコード時代から関わってきたおじいさんとしては、なんだかなあ?という感じでもあります。さすがに2CH同時録音の時代を私は知りませんが、それからマルチチャンネルの録音時代に入りあっという間に録音トラックが倍々で増えて行きました。その頃は馬鹿でかいマスターテープでうんこらしょと言いながらプロダクションの人たちが持ち歩いていたのを思い出します。かなりの重さがありました。やがてデジタルになりメディアもどんどん小さくなって行きました。カセット時代はまだアナログでしたが、DAT、MDなどが出てきてやがてCDが主流になりました。それも泡のよう出てきては消えて今はCDがなくなる過渡期なのかもしれません。いや、すでに無くなってる時代ですかね?
凄まじい勢いで変わっていく世の中ですが、ブラブラと散歩をしていると季節ごとに出てくる花たちがとても愛おしく感じます。この前我が家の近くでもう寒梅を見つけました。暖冬?の今年、花たちも勘違いして早めに咲き出しているのかもしれませんね。
近所に咲き始めた寒梅